【冒険譚】「桜が原の隠者」を読んでみた
カミハルムイの古書店にあるもう一つ古びた本があったので読んでみた。
「昔々。
エルトナ大陸の南西には野桜が咲き誇るふつくしい野原が広がっていて、そこに一人の隠者が住んでいました。
隠者はお気に入りのツボを持っていました。
それは、入れても入れてもいっぱいにならないたいそう不思議なツボでした。
噂は国中に広まり、人々はいらないものや処分に困ったものをツボにしまってもらおうと隠者を頼るようになりました。
隠者は人助けになるならと人々の生活を脅かす危険な呪いの品や魔障で汚れたモノなどをツボにしまって封印し、たいそう感謝されました。
しかし、ある日突然隠者はいなくなり、不思議なツボもどこかに消えてしまい、やがて人々は隠者の事を忘れていきました。
隠者が住んでいたのは今の王都カミハルムイの教会の向い辺りだと言われています。」
これって・・・・・。
四○元ポケット?
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