【ネタバレ】第5話【目覚めし五つの種族・エテーネ村のお話】
カメ様のお告げで、近々エテーネの村が滅びるという信託を受けたアバ様。
滅びを回避するために、レイレイ、レスタ、シンイはテンスの花を手に入れるために清き水の洞窟へ向かうのであった。
うわぁ、なんかいる!
ゴーレム、こんな場所にいるなんて!
やっぱり戦うことになるのね!
あー、勝てるかなぁ・・・・・。
あ、勝てた。
洞窟に入った私たち。
テンスの花はいったいどこにあるのかしら?
シンイが、暗い口調で言ってきた。
エテーネ野村の全滅は免れるけど・・・・。
そう、お告げの意味はあくまでも種としての全滅が免れるのであってそのほとんどは死に絶えるということらしい。
私のお母さんも・・・・・・、お友達も・・・・・・。
もしかしたら私も・・・・、レスタも・・・・。
誰が生き残るかは分からない。
すごく怖いし、悲しい。
でも、全滅が免れるのなら私はテンスの花を見つけたい。
よかった、あくまでも最悪な場合なわけね。
じゃあ、みんな助かることもあるのね。
行きましょう!
テンスの花を手に入れるために。
そして、洞窟の奥に来た私たちは。
テンスの花を見つけた!
これで、村のみんなが助かる!
そう思った、その時。
上空に人影が見えました。
な、なんてことを・・・・・!
魔導鬼ベドラーはテンスの花を容赦なく燃やしていった。
や、やめなさいよ!!
どういうことよ!
しかしそんなことには答えてもくれず、ベドラーは「エテーネの民は皆殺しじゃー」とか言って私たちを襲ってきた!
あぁ、もう。
やっぱりそうなるのね!
苦戦したけど何とか倒せました!
あのくそじじいめ!
しかしベドラーは最後の力を振り絞り、すべてのテンスの花を燃やしてしまった。
これでは、もうエテーネの村を助けることができない!
すべてを燃やしたのを見計らったベドラーは、魔王に願いを託して滅んでいった。
なんとことをするの本当!
一体どういうことなのだろう。
私たちが、時を越える?
なるほど、そんな歴史があったのね。
時代とともに失われつつある、時渡の力。
うーん、信じられない。
私に時を越える力があるとか。
そういいながらシンイは燃えたテンスの花の中から無事なものを見つけようとしましたが、全く見つからず。
残念だけど、村に帰って対策を立てるしかないわね。
私たちが、あきらめて帰ろうとしたその時。
レスタが、テンスの花を見つけました。
ん?どこにあるの?
うん、私にも見えない。
レスタが見つけたその場に行き、私たちもそこに行くと。
咲いてた!
よかった、無事なものが一つ残ってた!
これで、村が助かる。
うん、ありがとうレスタ。
洞窟から出た私たちは、大きな音がした。
その方角は・・・。
いやな予感がする!
私たちは、すぐに村のほうへ走っていった。
アバ様・・・・・。
村のみんな・・・・・・。
無事でいて!
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