【ネタバレ】紅玉館殺人事件 File.3 【No.333 妖魔のまなざし事件】
雰囲気BGM
いろいろジゼルの事を聞きまわった私。
結局何もわからずじまいだったけどまだ初日だし、気を取り直して明日の再開となった。
そして、レイさんが私の歓迎の宴を催してくれることになったので私は大広間にやって来たのだった。
晩餐会が始まる!
目の前にはたくさんの美味しそうな料理が運ばれていた!
あ、このお肉料理美味しそう♪
どうやら、ここの館の主が登場するようだ。
そういえば・・・・。
私は昼間、船に乗っているときのことを思い出した。
とか言ってたわね。
どんな人か、私はすごく興味は沸いた。
そして、ドビラが開きその当主が入ってきたのだけど・・・・。
それを見た私は驚愕した!
・・・・・・・・・・・!!
声に出そうになった口元を抑え、私は心の中で叫んだ。
「い、いえ。お気になさらず。」
そういったものの実際かなり驚いた。
こういうことだったのね。
そこは、ちょっと教えてくれたらよかったなぁ。
な、なるほど。
ずっとあのまんまなのかぁ。
暑くないのかな?
そんな疑問を覚えていると・・・。
レイは私を紹介してくれた。
私は
「よろしくお願いします。」
と挨拶をする。
ん?
え?
使用人が言うの?
「乾杯」
当主の音頭を取った後みんなも乾杯をし、晩餐会が開かれた。
すごく、釈然としないけど。
とケイビーは憤怒している。
まぁ、身内が失踪したらふつう心配するよねぇ。
それは、正常な反応ですよ。
フェルナー医師も穏やかな声で答えた。
1か月・・・・・・。
確かに長いよね。
うん、このおっさんはなんかどうでもいいや。
たしかに、普通なら手紙をよこすはず。
となったら、かどわかされたか
それとも・・・・・何か良からぬことになっているかだよね。
私は、肉を頬張りながらいろいろ考えた。
いや、そう持ち上げられても・・・・・。
私は、普通の冒険者なんですが。
沈んでしまったレイに対してケイビーは答えた。
すると、強烈な光がレイに浴びせられた。
ビックリしたレイが振り向くと。
光の正体は、ケイビーのカメラだった。
いきなり、写真を撮るのは少々マナー違反なんですが・・・。
この人、馬鹿っぽいけど。
でも、妹のためを思っているので実は結構いいひとなんだろうなぁ。
そういいながら、ケイビーはサモンたちに向かって写真を撮ってた。
ほら、怒られた。
サモンも勝手に写真を撮られたのかひどく腹を立てている。
サモンは首にかけているネックレスを手に取った。
その首飾りは大きな赤いダイヤ・・・・なのかしら?
ルビー?
まぁ、奇麗な宝石が着けてあった。
沈没船ねぇ。
昔、ヴェリナードでは海賊船がいっぱいいたと聞くけど。
まさかねぇ・・・。
へぇ。
少々自慢げにサモンは語る。
私のような素人には宝石のほうが値打ちがあると思うんだけど。
確かに、こういう海洋冒険ものはロマンがあるよね。
サモンは力説した。
アレ?
アレって何だろう・・・。
あの宝石よりも価値があるものみたいだが、どんなものなのかが想像がつかない。
妖魔のまなざし・・・!
しかも、開かずの間に保管されているという。
これは、なんか
ミステリアスな感じですわね。
私、そういうの好きです♪
へぇ、曰くつきなわけね。
デゼルの件がなかったら私も見てみたいけど・・・・。
サモンがあまりにも力説し、当主に迫っていくもんだから
当主は、いきなりリンゴを剥き始めた。
なんでリンゴ?
いやいや、いくらリンゴで成功したからって・・・・。
いつから?
つまり、ある日を境に何かがあったのね。
これは、デゼルの情報には・・・・・。
ならないか、当主だしなぁ。
サモンの行動をみかねたレイが間に入った。
そして、当主は体調が優れないということで自分の部屋に使用人と一緒に帰っていった。
あの使用人。
なんか、怪しいよね。
愛人かな?
そういえば、レイも病気持ちだった。
少し苦しそうなレイは椅子から立ち上がる。
気を張りすぎたのかな。
帰り間際にレイはお部屋の事を伝えてくれた。
苦しいだろうに、ちゃんと私を機にかけてくれる当たりすごくいい人なんだろうねぇ。
私は、しっかりとデゼルを探すことを決意した。
ジェイドの案内で、私は部屋に戻ろうとしたけど・・・・。
一人残っているサモンが少し気になった。
彼の傍に行くと
なるほど、どうやら当主とサモンはあまり仲が良くないらしい。
しかし、彼はどうしてそこまで妖魔のまなざしにこだわるのだろうか。
いったい妖魔のまなざしって何なんだろう・・・・・。
まぁ、デゼル探しにはそこまで関係ないかな。
私は、部屋に戻り明日からの探索のために眠りについた。
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