【ネタバレ】紅玉館殺人事件 File.1 【No.333 妖魔のまなざし事件】
このブログの内容はクエストNo.333「妖魔のまなざし事件」の重大なネタバレがあります。 まだ未プレイの方、忘れたけどサブでもう一度やってみたい方は見ることはご遠慮いただけるようお願いします。
雰囲気BGM
それは、一つの赤い宝石。
それを持つものは、心に妖をもつという。
それは、徐々に人の心を蝕みその妖に心を明け渡したものは巨万の富と名声を得られる代わりに呪いの痣が刻まれる。
そして、その者はやがて怪死に至る・・・・。
ある日、一通の手紙が私のところにやって来た。
差出人はレイ。
誰だろう・・・・・。
ん?
紅玉館?
あのリンゴブランド「紅玉」で有名な企業の!!
そこのお嬢様かぁ。
しかし、手紙の内容。
弟が行方不明って穏やかじゃないわね。
私は人探しができるほどの能力はないはずなんだけどなぁ。
どこから、私の情報を聞きあてたのだろうか。
いろいろ気になってはいたものの、せっかくお手紙を出してくれたのと、紅玉館に興味を持った私はジュレットの桟橋に来たのであった。
「お願いします。」
そして私は、ラボアスさんに支えられながら船に乗った。
「結構揺れるわね。」
「気を付けてくださいよ?」
ラボアスさんは笑いながら船をこいでた。
少しの間の船旅。
冷たい海風が私の頬を横切った。
風が気持ちいわねぇ。
私は、青い空を見ながら羽を伸ばしていた!
なるほど。
マクフォール家、聞いたことがあるわ。
アストルティアの中でも有数な名家。
レイさんは、そこのご息女だったのね。
はぁ、セレブは気前がいいねぇ。
島を丸ごととか。
え?
わ、私大丈夫かしら・・・。
変わり者ってどんな感じで変わり者なんだろう。
私は、一抹の不安を覚えた。
ん?
ラボアスさんはとっさに「何でもないっす」ってごまかしてたけど、これは何かあるわね。
ふむ、いったい何があるのか少しだけ興味が出てきたわ。
あれが・・・・。
紅玉館。
本当に島の上に大きなお屋敷があるわね。
買い物と外出が不便そうだけど。
ラボアスさんと別れた私は、屋敷に向かった。
目の前には大きなお屋敷。
扉を開いて中に入ると、一人の使用人さんが出迎えてくれた。
私の事はすでに伝わっているようで、使用人は私に一礼をしてきた。
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
私も一礼をする。
あら、大丈夫なのかしら。
どうりで、彼女が出てこないと思いました。
では、そちらのほうに私が伺いましょう。
ふむふむ。
わかりました。
このような大きなお屋敷。
秘密の一つや二つはありますものね。
それに、主人のお部屋なんてなおさらだしね。
「わかりました。では、レイさんのところに行きますね。」
私は、一通りの説明を受けた後にレイさんの部屋に向かった。
部屋に入ると、そこには一人の女性がベッドに座っていた。
金髪のショートボブでワンピース。
聡明で美人な女性がそこにはいた。
「初めまして、ララと申します。」
「いえいえ、ちょっと気になったもので。
そして、依頼というのは・・・。」
「それは、お手紙にも書いてありましたね。」
「なるほど。」
確かに、冒険者はアストルティアには詳しい人がたくさんいるけど・・・。
どうして私なのだろうか?
そして、なぜ私の家がわかったのだろうか?
疑問は尽きませんが・・・・。
とはいえ、せっかく頼って来たのにむげに断るのも忍びないですし。
仕方がないわね。
「できることは限られますが、そうですねまずはひと月ほど探索してみましょう。
それで、見つかるかどうかは私にもわからないけど引き受ける以上全力で探します。」
「いえいえ。」
本当に私で良かったのかと思うけど、必死な目に私は断ることはできなかった。
「そんな、おかまいなく。」
と言いつつ、私はお金持ちの夕食にすごく興味津々であった。
楽しみ♪
そうね。
たしかに、ほかの人からいろいろ聞いてみるというのもありですわね。
ふむふむ。
そんなにいたんだ、この館。
まとめると。
今この館にいる人間は・・・。
当主
依頼人:レイ
兄:ケイビー
使用人:ジェイド
ネネット
叔父:サモン
医師:フェルーナ
この7人と私がいるのね。
まぁ、ご当主となると忙しいでしょうしね。
とりあえず、そうします。
私は、「わかりました。」と答えて部屋を後にした。
その時の私は、晩餐会に心奪われていた。
まさか、あのような事件が起こるとも知らずに・・・・。
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