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【冒険譚】「天使長の素顔」を読んでみた。


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 古のフォーリオンに来た時、なんかすっごく気になった本を見つけて読んでみた。

 「政務の合間に商業区画を散策した・・・・。

 和やかな雰囲気の中、噴水の傍で談笑。

 そこで、天使町にある質問を投げかけてみた。

 何故天使長は自らを「ぼく」と称し、少年のような口調を好まれるのか?

 失礼は承知だが・・・、気になって仕方がない!

 天使長は照れた様子で語ってくださった。

 曰く、旧き世の頃にラヴィエルという名の先輩天使がいて、憧れていたという。

 彼女のクールな立ち居振る舞いを目指したが、結果としてあまり似せられなかった・・・と。

 はにかむ姿が愛らしい天使長なのであった。」

 ラヴィエル・・・・・。

 何故か知っている、天使の名前ねぇ。

 確かにあの人はクールでかっこよかったかなぁ。

 一緒の冒険も楽しかった♪

 でも、この記憶はいったい誰の記憶・・・・?